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花はたリハビリテーション病院 Webで病院見学

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花はたリハビリテーション病院

( リハビリテーション病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

花はたリハビリテーション病院の見学の下調べ

【 看護スタッフ編 】
地域医療の充実のために成長を続ける病院は、活気があって魅力的な印象です。苑田会グループの「花はたリハビリテーション病院」は、2021年に許可病床180床をフルオープンし、より地域に貢献できる病院づくりに参加してくれる仲間を募集しているそうです。職員同士の仲が良く、看護部の定着率は抜群という情報も得たので、さっそく見学に行って働く魅力を見つけてきます!

形 態
リハビリテーション病院
所在地
東京都足立区/竹ノ塚駅
病床数
180床(リハビリ病棟120床、障害者病棟60床)
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

百聞は一見にしかず見学開始!!

花はたリハビリテーション病院の玄関

玄関

「竹ノ塚駅」東口からバスに乗って約10分、バス停「花畑四丁目」で下車して3分程歩くと、「花はたリハビリテーション病院」に到着しました。敷地内にはサ高住「リハビリホーム 花はた」が併設されていて、周囲はたくさんの緑に囲まれています。玄関で迎えてくれたのは、回復期リハビリテーション病棟で副主任を務める看護師さん。「今日は、地域に求められる病院づくりに取り組む当院の魅力を、たっぷりとご紹介しますね」。

玄関の次
花はたリハビリテーション病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

まずは、1階のリハビリテーション室へ。リハビリ設備が充実していて、患者様やスタッフの人数も多いですね。「許可病床のフルオープンに伴い、開院当初は20名弱だったセラピストが約90名に増え、最終的には120名体制を目指しています(2020年10月)。当院のセラピストは優秀なスタッフが多く、看護師に生活リハビリの指導を行ってくれるため、開院から常時80%以上という高い在宅復帰率をキープしているんですよ」。

リハビリテーション室の次
花はたリハビリテーション病院のカンファレンスの様子

カンファレンスの様子

お次は、職員食堂で多職種カンファレンスの様子を見学させていただきました。「感染対策のため広い食堂を使用し、医師、看護師、セラピスト、相談員、薬剤師などが一堂に集まり、患者様の情報共有を行っています。当院の強みは脊髄疾患へのリハビリで、苑田会グループの『東京脊椎脊髄病センター』から術後の患者様を積極的に受け入れ、専門職で意見を出し合いながら治療計画を立て、早い段階から退院に向けた支援に介入しているんですよ」。

カンファレンスの様子の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

花はたリハビリテーション病院の回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟で、看護部長代行にお会いしました。「こちらは、継続的な成長を応援するために導入したクリニカルラダーです。学びの機会を増やすため、『オンデマンド研修』や『eラーニング』なども取り入れ、外部研修に参加しなくても同等のカリキュラムを受講できる環境を整えました。看護部は中途採用が中心で、家庭を持つスタッフが大半なので、好きな時間に学習できるようにしているんです」と、看護部長代行。

回復期リハビリテーション病棟の次
花はたリハビリテーション病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションの一角では、eラーニングを受講中の看護師さんがいました。勤務時間内にも受講できるんですね。「ええ。新型コロナの影響で密になる集合研修を控えているので、院内研修にもeラーニングを活用しています。すべての職員に視聴用のIDを発行しているので、産休・育休中でも学ぶことができると好評です。配信テーマは幅広く、基礎的な内容も充実しているので、ブランクがある方も安心だと思います」。

スタッフステーションの次
花はたリハビリテーション病院の回復期リハビリ病棟 リハビリテーション室

回復期リハビリ病棟 リハビリテーション室

回復期リハビリテーション病棟内には、専用のリハビリテーション室も完備されていました。「1階のリハビリテーション室の雰囲気とは異なり、省スペースの静かな環境で訓練を行っています。壁面がガラス張りなので、看護師も気軽に様子を見学でき、患者様のことで気になることがあればいつでもリハビリスタッフと共有できるんです」と、副主任さん。職種を越えた連携が図りやすそうですね。

回復期リハビリ病棟 リハビリテーション室の次
花はたリハビリテーション病院の障害者病棟 病室

障害者病棟 病室

お次は、2階の障害者病棟の病室へ。回復期を経て、さらに入院支援が必要な患者様はこちらへ転棟するそうです。「入職後は、業務に慣れるまでプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。最近は、急性期病院の忙しさに疲弊してしまった20代の看護師の入職が増えているため、回復期~慢性期の看護がはじめての方でも安心して働けるように、入職時の教育サポートを充実させています」。

障害者病棟 病室の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

花はたリハビリテーション病院の廊下

廊下

つづいて、ママさん・パパさん看護師の皆さんを紹介していただきました。子育て中の仲間は多いですか?「はい。子育て支援が整った職場なので、看護部の半数以上はママ・パパで、男性職員の育児休暇や子の看護休暇の取得実績も増えています。また、敷地内には苑田会グループ合同の保育室もあり、保育料がリーズナブルなので、小学生未満の子どもを持つ方もたくさん活躍しているんですよ」と、ママさん・パパさん看護師たち。

廊下の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

花はたリハビリテーション病院のこどもランド花はた

こどもランド花はた

特別に、苑田会グループの合同保育室「こどもランド花はた」を見学させていただきました。「保育中にお子さんの体調に変化があればすぐに職場に連絡がもらえて、様子を見にくることができるので安心です。看護部ではワークライフバランスを重視し、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務などの働き方も提案しているんですよ」。どの部署も残業がほとんど発生しないため、お迎えに遅れる心配はないそうです。

こどもランド花はたの次
花はたリハビリテーション病院の病室

病室

院内に戻り、病室で看護助手さんたちを紹介していただきました。「食事・入浴・排泄介助など、患者様に寄り添う時間の長い看護助手も、チーム医療の大切な一員です。無資格・未経験者だけでなく、介護福祉士の資格を取得した方や看護師を目指して学校に通っている方などもいるんですよ」と、副主任さん。苑田会グループでは、看護師を目指す方への「奨学金制度」を用意し、仕事と学業の両立を応援しているそうです。

病室の次
花はたリハビリテーション病院のサ高住への連絡扉

サ高住への連絡扉

最後は、併設のサ高住を案内していただきました。退院された方も多く入居していて、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリに対応しているとのこと。「サ高住併設の病院は苑田会グループ初の試みで、医療と介護の連携サービスの充実に期待が寄せられています。退院後も患者様の生活に寄り添って長いお付き合いができるのは、看護師にとって大きなやりがいです」。職場の魅力をたくさん紹介していただき、今日はありがとうございました!

サ高住への連絡扉の次
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。地域医療の充実のために成長を続ける病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。地域医療の充実のために成長を続ける病院、いかがでしたか。

急性期以降の医療支援を一貫して担い、多職種チーム一丸となって、サービスの充実に取り組む姿勢が素晴らしかったです。入院から在宅まで継続的な医療・看護・リハビリを提供できる体制が整っていて、地域や時代のニーズに合っているなと思いました。

――働くスタッフにとって、どんな魅力のある病院でしたか?

結婚・出産・子育てなどライフスタイルの変化があってもキャリアを継続しやすい環境が、大きな魅力です。急性期病院ほどの忙しさはなく、子育て支援や、残業の削減、有休消化の促進などに力を注いでいるため、看護部には子育て中の方がたくさん活躍していました。

――では、ここはちょっと、というところは?

看護部長代行としては、クリニカルラダーやオンデマンド研修の導入によって研修の回数が増えたため、スタッフの負担を気にかけていました。キャリアアップよりも自分の理想とする働き方を実現して欲しいとおっしゃっていて、家庭を優先したい方は無理にレベルアップを目指さず、レベルの維持でも構わないそうです。

――最後に、ここだけの話を一つお願いします。

看護部の皆さんは、職場の温かい人間関係に満足している方が多かったです。職員定着率の高さは、働きやすい環境や制度はもちろん、職員同士の仲の良さも影響していると感じました。

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