医療法人社団 青草会
篠﨑病院 Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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篠﨑病院

( 精神科病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

篠﨑病院の見学の下調べ

精神科は専門性が求められる領域ですが、新卒者も歓迎する精神科病院なら、教育制度が整っていて未経験でも安心して働けそうですよね。千葉市若葉区にある精神科病院「篠﨑病院」では、入職時のOJT体制や研修プログラムを充実させて、精神科未経験者や新卒者の採用に力を注いでいるとのこと。さまざまな働きやすさが整っていて、結婚・出産後も定着するスタッフが多いそうなので、早速見学に行って確かめてきます。

形 態
精神科病院
所在地
千葉県千葉市若葉区/桜木駅
病床数
128床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

篠﨑病院の玄関

玄関

「篠﨑病院」へのアクセスは、千葉都市モノレール「桜木駅」から徒歩8分。敷地内には無料の職員用駐車場が完備されていて、車通勤もOKだそうです。玄関で迎えてくれたのは、田部井看護部長さん。「ようこそ!私は定年まで公立病院の精神科看護に携わっていましたが、素敵なご縁をいただき、2023年度に当院の看護部長として就任しました。現在は教育を中心に看護部改革に着手し、より魅力的な職場づくりに取り組んでいます」。

玄関の次
篠﨑病院の待合ロビー

待合ロビー

まずは、外来の待合ロビーへ。「高齢化が進む地域の医療ニーズに応えていくため、精神科外来に加えて、認知症の早期発見・早期治療のための物忘れ外来にも対応しています。物忘れ外来は、認知症サポート医である院長が対応していて、院長はスタッフ教育にも熱心なので、認知症患者さんへの適切な関わり方なども指導してもらっています」と、看護部長。

待合ロビーの次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

篠﨑病院の待合ロビー

待合ロビー

そこに、認知症外来を終えた院長がいらっしゃいました。認知症の患者さんは、病棟にも多いのですか。「ええ、年々増加しています。当院では、一般病院では対応が難しい重度認知症の方を受け入れているほか、統合失調症などの精神疾患で入院中の患者様にも高齢の方が多いので、認知症を発症する方がいらっしゃるんですよ」と、院長。今後は認知症に関する研修を充実させる方針とのこと。

待合ロビーの次
篠﨑病院の開放病棟

開放病棟

お次は、開放病棟へ。「入院設備は開放病棟と閉鎖病棟があり、統合失調症・気分障害・適応障害・認知症など、さまざまな心の病を抱える患者様さんが入院しています。入院患者さんの高齢化に伴い、開放病棟には精神疾患と身体疾患を合併する患者さんも増えていて、看護師は点滴・経管栄養・褥瘡ケア・喀痰吸引などの医療処置に携わる機会が多く、一般病院でのキャリアが活きやすい職場です」と、看護部長。

開放病棟の次
篠﨑病院の娯楽室

娯楽室

広いスペースの娯楽室では、多職種カンファレンスが行われていました。「チーム医療を推進する当院では、作業療法士や精神保健福祉士、薬剤師などの専門職が集まるカンファレンスを定期開催し、職種間で活発な意見交換を行っています。高齢患者様の場合は入院期間が長期化しがちなので、多職種が一丸となったアプローチによって、住み慣れた地域で生活できる状態にまで症状を緩和することを目指しています」と、皆さん。

娯楽室の次
篠﨑病院のスタッフステーション

スタッフステーション

お次は、スタッフステーションに伺い、新人指導の様子を見学させていただきました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもチューターの先輩が付き、業務に慣れるまでマンツーマンのOJTを行っています。看護部では、即戦力となる中途入職者だけでなく、新卒・第二新卒者の採用にも力を注いでいて、2023年春には3名の新卒看護師が入職しました」と、看護部長。今後も、新卒採用を毎年行っていきたいそうです。

スタッフステーションの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

篠﨑病院の看護部長室

看護部長室

看護部長室に伺い、年間研修計画を見せていただきました。学びの機会が充実していますね。「ええ。スキルアップ支援として、各委員会主催の研修が毎月あるほか、看護部主催の研修も勤務時間内に月2回計画し、精神科の基本知識をはじめ、疾患別の看護、行動制限最小化、倫理的課題など、幅広いテーマで開催しています」。2023年度からはクリニカルラダーの考え方を取り入れ、ラダー別研修も行っているのだとか。

看護部長室の次
篠﨑病院の院内研修の様子

院内研修の様子

「こちらは、先日開催した院内研修の写真です」と、看護部長が紹介してくれました。「研修講師は他職種や外部業者に依頼することもありますが、精神科看護に関する内容は私が講師を務める機会が多いです。2024年度からは看護実習の受け入れを開始予定なので、現場の指導力を上げるための院外研修にも積極的な参加を促していますし、中堅・ベテラン看護師のキャリア形成支援として、認定看護師などの資格取得も応援していきたいです」。

院内研修の様子の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

篠﨑病院の病室

病室

お次は病室で、ベトナム籍の特定技能研修生(写真右)を紹介していただきました。外国人スタッフも採用しているんですね。「ええ、『当院で働きたい』という意欲がある方なら、年齢・性別・国籍などを問わず大歓迎です。多様な人材が活躍しやすい職場づくりを進めているので、看護師の年齢層は20代~70代と幅広く、新人・中堅・ベテランがバランス良く在籍しています」と、看護部長。

病室の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

篠﨑病院の職員専用フロア

職員専用フロア

つづいて、職員専用フロアへ。「結婚・出産後も働き続けるスタッフが多いので、ワークライフバランスに十分配慮し、どの部署でも『残業ほぼゼロ』を実現しています。勤怠管理はこちらのタイムレコーダーで正確に行い、サービス残業も発生しないように努めているんですよ」。家庭やプライベートを大切にできるように、希望休はできる限り通し、有休消化率もほぼ100%なのだそうです。

職員専用フロアの次
篠﨑病院の廊下

廊下

最後は、子育て中のママさん達が集まってくれました。仕事との両立は順調ですか?「はい。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるため、自分らしい働き方を実現しています。残業がほとんどなく、ワークライフバランスを大切にできる職場なので、子育て世代だけでなく、お孫さんのお世話をする祖父母世代もいきいきと活躍しているんですよ」と、皆さん。魅力的な職場ですね。今日はありがとうございました。

廊下の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。新卒者も歓迎する精神科病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。新卒者も歓迎する精神科病院、いかがでしたか?

2023年度より新看護部長が就任し、看護部の教育体制をより充実させていて、精神科未経験者や、新卒・第2新卒者の採用にも力を入れていました。チューター制度で活用する技術チェックリストや、新入職員研修プログラムも整っていますし、既存スタッフへの継続教育として、クリニカルラダーの考え方も取り入れていました。

――働きやすさはどうですか?

残業ほぼゼロで、とても働きやすい職場です。一般的な精神疾患を抱える方に加えて、重度認知症の方や身体合併症の方も受け入れているので、看護師の業務の幅は広いですが、時間外業務が発生しないように仲間と協力し合っているそうですよ。

――では、ここはちょっと、という点は?

歴史ある病院なので、ハード面が少し古いことでしょうか。ただ、院内は明るくて清潔感がありますし、老朽化した設備なども随時リニューアルされていて、外観は数年前に塗り替えられていてとてもきれいです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

新人教育として、各病棟の看護を体験する「ローテーション研修」を導入予定とのこと。病棟ごとに患者様の特徴が異なるので、幅広い経験を積みながら精神科看護を深めていけるようサポートしているそうですよ。

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