医療法人 カメリア
横浜カメリアホスピタル Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学
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医療法人 カメリア

横浜カメリアホスピタル

( 精神科病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

横浜カメリアホスピタルの見学の下調べ

数ある精神科病院の中でも、児童思春期精神科医療に特化した病院は全国でも少ないそうです。横浜市旭区にある「横浜カメリアホスピタル」は、児童思春期世代の患者様の診療に強みを持つ精神科単科病院。看護部には、児童思春期精神科医療を学ぶために入職した方はもちろん、働く中で興味を持って深めている方も多いとのこと。働きやすさが整っているため、子育て中のママ・パパがたくさん活躍しているらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。

形 態
精神科病院
所在地
神奈川県横浜市旭区/鴨居駅
病床数
120床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

横浜カメリアホスピタルのエントランス

エントランス

「横浜カメリアホスピタル」へのアクセスは、JR「鴨居駅」から10分ほどバスに乗り、「白山高校正門前」バス停で下車して徒歩2分。建物は緑豊かな高台に位置し、敷地内には四季折々の花が植えられています。エントランスで迎えてくれたのは、精神科急性期うつ病治療病棟で働く入職9年目の看護師さん(写真右)と、入職2年目の作業療法士さん(写真左)。「ようこそ!今日はゆっくり見学していってくださいね」。

エントランスの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

横浜カメリアホスピタルの中庭

中庭

敷地内には、自然と触れ合える中庭があり、患者様と職員がお散歩や軽い運動などを楽しむそうです。「当院の入院患者様は30代までの方が半数以上を占め、成長発達段階にある児童思春期の方も多いため、中庭は元気いっぱい体を動かせる場所でもあります。入院患者様は各自の行動範囲に合わせたカードキーを利用できるので、比較的開放的な入院生活を送れるんです」。

中庭の次
横浜カメリアホスピタルのカフェテリア

カフェテリア

お次は、職員も患者様も利用できるカフェテリアを案内していただきました。「こちらでは、患者様が読書を楽しんだり、患者様同士が談笑したり、リラックスして過ごされる様子がよく見受けられます。ソフトドリンクや軽食などのメニューが充実しているほか、月に一度は豪華な特別食の日があり、福利厚生として職員割引制度があるんですよ」と、お2人。

カフェテリアの次
横浜カメリアホスピタルのリハビリテーション室

リハビリテーション室

リハビリテーション室では、作業療法士さんと看護師さんが連携してOTプログラムを提供しています。「病棟とは異なる患者様の一面を知り、より理解を深めていけるよう、2023年度から看護師もリハビリに介入するようになりました。当院では、さまざまな専門職がチームを組んで患者様の回復をサポートしていて、作業療法士や臨床心理士によるプログラムがとても充実しているんですよ」。

リハビリテーション室の次
横浜カメリアホスピタルの児童思春期ストレスケア病棟 入口

児童思春期ストレスケア病棟 入口

つづいて、2階の児童思春期ストレスケア病棟の入口へ。「入院設備は、『精神科急性期うつ病治療病棟60床』と、『児童思春期ストレスケア病棟60床』で構成されていて、後者の60床のうちの29床が児童思春期エリアの患者さんです。ただ、3Fのフロアにも児童思春期世代の患者様は入院していらっしゃいますので、どちらのフロアでも児童思春期精神科看護に携わることができます」と、お2人。

児童思春期ストレスケア病棟 入口の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

横浜カメリアホスピタルの廊下

廊下

つづいて、看護部管理職のジェネラルマネージャー補佐(写真左)と、シニアマネージャー(写真右)にお会いしました。「スタッフの学びたい気持ちに応えていくため、院内研修の機会を増やし、外部研修にも積極的な参加を促しています。当法人には、専門看護師・認定看護師などのスペシャリストを目指す際の資格取得支援制度も確立されていて、自分次第でいくらでも成長できる環境があるんですよ」と、管理職のお2人。

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横浜カメリアホスピタルの精神科急性期うつ病治療病棟 スタッフステーション

精神科急性期うつ病治療病棟 スタッフステーション

精神科急性期うつ病治療病棟のスタッフステーションでは、カンファレンスが行われていました。「各病棟では、医師・看護師・CP・OTなどの多職種が参加するカンファレンスを定期開催しています。また、働き方改革の一つとして、院内研修はカンファレンスの時間を利用して実施していて、残業削減に努めているため、家庭を持つ方も無理なくスキルアップに励むことができているんです」。

精神科急性期うつ病治療病棟 スタッフステーションの次
横浜カメリアホスピタルの精神科急性期うつ病治療病棟

精神科急性期うつ病治療病棟

「入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを実施しています」と、指導風景を見学させていただきました。「精神科の経験を持つ中途入職者の方でも、児童精神科は初めてという方がほとんどなので、基本からしっかり学んでいけるようにサポートしています」と、看護師さん。自己学習も支援するため、eラーニングを導入しているそうです。

精神科急性期うつ病治療病棟の次
横浜カメリアホスピタルのスタッフステーション

スタッフステーション

お次は、シニアマネージャーさんが管理しているシフト表を見せていただきました。休みの希望は通りますか?「はい。みんなの希望が平等に反映されたシフト管理を心がけています。有休も積極的な取得を促しているので、連休や長期休暇を取得してリフレッシュの時間を大切にしているスタッフが多いです」と、シニアマネージャーさん。有休消化率はほぼ100%なのだとか。

スタッフステーションの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

横浜カメリアホスピタルの精神科急性期うつ病治療病棟フロア

精神科急性期うつ病治療病棟フロア

つづいて、子育て中のママさん・パパさん達にお会いしました。職場の子育てサポートはどうですか?「とても手厚いです。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もでき、子どもの急な体調不良や行事によるお休みにも理解があります。看護部の約20%は男性スタッフで、パパさんも多く、男性看護師の育休取得率はほぼ100%です」と、皆さん。それは素晴らしい!

精神科急性期うつ病治療病棟フロアの次
横浜カメリアホスピタルの精神科急性期うつ病治療病棟

精神科急性期うつ病治療病棟

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。児童思春期精神科看護の魅力はどんなところですか?「コミュニケーションによるケアが重視されるところです。患者様との時間を大切にできる病院なので、散歩や遊びを取り入れながら信頼を深め、回復に向けてじっくり寄り添えます。奥深い領域なので、勤務条件に魅かれて入職した方でも働く中で魅力に気付く方も少なくないです」と、皆さん。今日はありがとうございました。

精神科急性期うつ病治療病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。児童思春期精神科医療に強みを持つ病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。児童思春期精神科医療に強みを持つ病院、いかがでしたか。

スタイリッシュで落ち着いたハード面が特徴的な院内は、仕切りが少なく開放的な雰囲気で、患者様が自分らしく生活されていました。うつ病・気分障害・不安障害・ストレス関連疾患・摂食障害・適応障害など、さまざまな精神疾患の診療に対応していますが、一般的な精神科病院と比べると統合失調症の方の割合は少なく、認知症の方はほとんどいらっしゃらないのが特徴です。

――働きやすさはどうでしたか?

とても働きやすい環境です。病院全体で残業削減に努めているため、定時に退勤できる日が多く、研修などは原則勤務時間内に開催するルールとのこと。また、お休みの希望が通りやすく、有休もしっかり消化できるため、子育て中のママさん・パパさんがたくさん活躍しています。

――では、ここはちょっと、というところは?

看護部は20代・30代が多いので、40代以上の方は馴染みにくいと感じるかもしれません。ただ、看護部の管理職の皆さんは、幅広い世代のスタッフが活躍する職場を目指していて、児童思春期精神科に少しでも興味がある方なら、年齢・経験問わず歓迎しているそうです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

最寄り駅の「鴨居駅」からは、大型ショッピングモール「ららぽーと横浜」が近く、仕事帰りにゴハンやショッピングを楽しむスタッフさんが多かったです。残業がほとんどない職場なので、仕事の後の楽しみが広がると思います。

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