スキルアップを目指して働き方を見直したい時、自分に合った部署に異動できる職場は魅力的ですよね。大坪会グループの「東和病院」は、救急から在宅まで切れ目なく対応するケアミックス型病院で、院内の部署異動はもちろん、近隣の関連施設や全国のグループ施設への異動の希望にも柔軟に応えているとのこと。教育や子育て支援も充実しているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。
- 形 態
- ケアミックス型病院
- 所在地
- 東京都足立区/亀有駅
- 病床数
- 299床(地域包括ケア43床、一般149床、医療療養107床)
玄関
「東和病院」へのアクセスは、「亀有駅」北口から徒歩15分。目の前には東和親水公園があり、四季折々の自然の景色を楽しめます。玄関で迎えてくれたのは、療養病棟の看護師長さんと、新卒入職2年目の男性看護師さん。「ようこそ!看護部には20代から70代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフが在籍していて、男性看護師の活躍も増えています。誰もが働きやすい環境づくりを進めているので、今日はゆっくり見学していってくださいね」。
外来
さっそく玄関を入り、太陽の光がたっぷり差し込む外来フロアへ。「外来では小児科にも対応しているので、小さなお子さんから高齢者の方まで、地域に暮らす幅広い年齢層の方が来院されます。外来看護師は一般外来業務に加えて、救急外来・内視鏡室・化学療法室などの業務も兼務しているので、多様な部署と連携しながら幅広い知識を習得できます」。
患者サポートセンター
2Fには、関連施設と連携して地域医療を支える「患者サポートセンター」がありました。「当院の大きな特徴は、退院後の暮らしを支える関連施設が充実していること。隣接する特養『イーストピア東和』、隣接する老健『ホスピア東和』、 歩いてすぐの場所の『東和訪問看護ステーション』があり、退院支援には患者サポートセンターが介入して、関連施設をスムーズに利用できるように調整しています」。
病棟
お次は、平野看護部長にお会いして、ラダーシステムを見せていただきました。「看護師一人ひとりが目標に向かって成長していけるよう、入職時の教育サポートはもちろん、ラダーを活用した継続教育にも力を注いでいます。2024年度からは看護補助者向けのラダーも導入したほか、自己学習支援として全職種にeラーニングを取り入れ、好きな時間・場所で学べる環境も整えているんですよ」と、看護部長。教育がより充実したのですね。
スタッフステーション
病棟のスタッフステーションに行き、新人看護師さんの指導の様子を見学させていただきました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもサポート役の先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを実施しています。キャリアの浅い第二新卒者や育児ブランクがある方でも安心して働けるように、一人ひとりのペースに合わせた指導を行っているんです」と、看護師長。
病室
病室に伺うと、看護補助者さんが活躍していました。「近年、身体介助や生活支援が必要な高齢患者様が増えているため、どの病棟にも看護補助者を手厚く配置し、看護師との連携・協働を推進しています。看護補助者は無資格・未経験OKで、働きながら介護福祉士資格を目指したい方も大歓迎。当院では看護補助者向けの勉強会も充実させて、介護のプロとしてチーム医療の一員になってほしいと考えています」。
透析室
お次は、47台の透析ベッドを備える透析室へ。「透析室では外来・入院透析に対応していて、全体で120名弱の透析患者様の治療にあたっています。うち20~30名が入院患者様で、院内で透析シャントオペや経皮的シャント拡張術(VAIVT)にも対応できることが強みです。2022年には近隣に外来透析専門の東和透析クリニックをオープンし、透析室の看護師の約半数がクリニックの業務も兼任しているんです」と、看護師長。
デイルーム
つづいて、大坪会グループのパンフレットを見せていただきました。関東を中心に、さまざまな医療機関・介護施設を展開しているんですね。「そうなんです。引っ越しなどで通勤が大変になった際は、通いやすいグループ施設に異動することも可能です。2024年度からはグループ全体の看護局を発足して、グループ合同の委員会を結成したり、研修・学会を企画したりしているんですよ」。
東和訪問看護ステーション
病院を出て、歩いてすぐの東和訪問看護ステーションを案内していただきました。「こちらの訪問看護師は、小学生のお子さんの野球チームの監督を引き受けるために、病棟勤務から土日休みの訪問看護ステーションへ異動しました。当院では、女性だけでなく男性スタッフの育児参加も応援していて、パパさん看護師の育休取得実績もあるんですよ」。仕事と子育ての両立に理解のある職場ですね。
24時間保育室
特別に、敷地内にある24時間保育室の様子を見学させていただきました。「保育室は多職種が利用していて、リーズナブルな保育料が魅力です。保育中にお子さんの体調に変化があると、すぐに職場まで連絡がもらえて、そのまま当院の小児科を受診してもOK。看護部には育児経験者が多く、子どもの急な体調不良による早退・欠勤に対して、『お大事にね』と温かい声をかけてくれるスタッフばかりなんです」と、看護師長。
病棟
最後は、スタッフの皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「休みの希望が通りやすく、有休も積極的に取得できるので、家庭やプライベートを大切にできています。関連施設も含めて幅広い活躍の場があり、結婚・出産などのライフイベントや子どもの成長に合わせて働き方を見直すことができるので、長く働きたい方にはぴったりな環境です」と、皆さん。魅力的な職場環境ですね。今日はありがとうございました。
帰り道
――家庭の事情やスキルアップのために働き方を見直せる病院、いかがでしたか。
- 幅広い活躍の場が選べるケアミックス型病院で、入職時の配属希望や、部署異動の希望にはできる限り応えているそうです。病棟は、急性期病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟があり、外来・手術室・透析室などの専門部署も整っていて、近隣の関連施設だけでなく、県外のグループ施設への異動にも柔軟に対応しています。
――どんなスタッフが活躍していましたか?
- 新卒採用にも中途採用にも力を注ぎ、結婚・出産後も働きやすい環境づくりを進めているので、20代から70代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフが活躍しています。男性看護師や子育て中のママさん、定年退職前後のプラチナナースの活躍も多く、多様な人材の活躍を推進しています。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 部署を超えたスタッフの応援制度を確立しているので、他部署の業務も積極的に学べる方でないと馴染めないかもしれません。新型コロナの流行以降は、人手が足りない部署をフォローする機会が増えたそうで、看護部全体で助け合って働いていましたよ。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 遠方の方も安心して入職できるように、病院から徒歩圏内に複数の職員寮を用意しているそうで、リーズナブルな家賃で暮らすことができます。
活躍の場が多いケアミックス型病院で長く働きたい方
結婚・出産後もライフスタイルに合わせて仕事を続けたい方