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医療法人財団 明理会 行徳総合病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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進化を続ける病院と一緒に、
成長できる看護部を目指して。

Profile

看護部長/柳田 由美子看護専門学校を卒業後、病院にて勤務。結婚・出産後もキャリアを継続できるように、保育室を完備するIMSグループの病院に入職。2人の子どもを育てながら仕事を続け、外来・救急外来の師長や、中央材料室立ち上げ業務、副看護部長などの管理職も経験。その後、「看護師が元気に働けるように」という思いで看護部長職に就任。人事異動で都内近郊のグループ病院に勤務し、2025年3月、3回目の異動で看護部長として「行徳総合病院」に赴任し、現在に至る。

現在の挑戦

人事異動を何度か経験されたそうですね。

はい。同じIMSグループでも病院が違えば特徴も異なり、そこで働くスタッフの想いや地域性が出ます。当院に赴任して一番感動したのは、スタッフの人柄がとっても温かいということ。例えば、忙しい病棟を応援するために他の病棟から看護師がやってきたり、リハビリスタッフや薬剤師が看護師の仕事をフォローしたり、部署や職種を超えた助け合いが当たり前に根付いています。

当院周辺には、三次救急を担う大学病院や、高度医療に取り組む大規模病院などが充実しているのですが、診療実績や設備面では劣るけれどスタッフの人柄では負けないぞ!という想いがあります。当院の一番のアピールポイントはスタッフですから、仲間を何よりも大切にしたいですし、仲間が幸せに働ける職場をつくることが私の使命だと考えています。

こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

地域医療に取り組む当院では、二次救急の受け入れから急性期の手術や治療、回復期のリハビリ、訪問看護などの在宅支援まで、継続した看護を経験できるところが大きな特徴です。全307床の入院設備は、地域ニーズの変化に合わせて再編成を繰り返し、現在は急性期の一般病棟262床、回復期リハビリテーション病棟45床の構成(2024年10月)。救急外来では年間約5000台の救急車の受け入れを行っていて、心臓病・血管病センターを有し、ドクターヘリによる救急搬送にも対応しています。

看護師の活躍の場は、外来・病棟以外にも、ICU・HCU・SCUなどのユニット、手術室、透析室などがあり、職場内で幅広い経験を積むことが可能です。当院は時代や地域のニーズに合わせて診療の幅を広げているので、強みとする診療科もその年ごとに異なり、近年では脳外科医が増えたことで診療実績が伸びている点や、関東唯一のGID(性同一性障害)の手術が行える病院である点などが特徴でしょうか。

どの部署の看護師も目の前の患者様に一生懸命で、質の高いケアの提供に努めています。地域の患者様がどの病棟に入院されても快適に過ごせるような体制整備を進めていて、新入職員の方がどの部署に勤務しても高いモチベーションで仕事ができるような職場改革も進めています。

大切にしている看護方針があれば教えてください。

当院の看護師には、患者様・ご家族・多職種などと「つなぐ役割」を意識してほしいとよく話します。例えば、患者様の胸に秘めた想いをご家族に伝えたり、医師からの治療説明を患者様にわかりやすく解説したり、看護師が間に入ることで物事が円滑に進むような対応を心がけてほしいのです。また、看護師はチーム医療の中で患者様に最も身近な存在ですから、感情面や精神面にも配慮して、笑顔と思いやりを忘れずにケアを提供してほしいです。

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職員への思い

どんな仲間と一緒に仕事がしたいですか?

笑顔と思いやりを大切に仕事ができる方なら、年齢・性別・経験年数などは問いません。当院には毎年40名前後の新卒看護師が入職しますが、年々人材の多様化が進んでいて、最近では社会人から看護師を志した方や、子育てをしながら看護学校を卒業したママさんなども増えています。中途入職者に関しては更にキャリアがさまざまで、近隣の大規模病院に馴染めずに卒後1年目の途中で入職した方や、長い育児ブランクから復職した方なども勤務しています。

スタッフのために取り組んでいることはありますか?

当院には子育て支援として保育室があり、私自身も仕事と育児を両立してきた経験があるので、結婚・出産・育児などのライフステージに合った働き方を応援したいと思っています。お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできますし、最近では子育てに積極的に参加したいパパさんも応援するため、男性看護師の育休取得も推進しています。

あとは、IMSグループのキャリアサポートを活用して個々のキャリア形成を応援し、専門看護師・認定看護師などのスペシャリストを目指す際のバックアップ体制も万全に整えています。現在は、感染管理認定看護師3名・がん性疼痛看護認定看護師1名・がん化学療法看護認定看護師1名・クリティカルケア認定看護師1名が在籍しているほか、慢性心不全看護認定看護師を目指して研修に参加しているスタッフが1名います(2024年10月)。引き続き、各領域に精通した看護師の育成に力を注ぎたいと考えています。最近は地域で高齢化が進んでいるため、認知症看護や皮膚・排泄ケアなどのスペシャリストを育てていきたいですね。

求職者へのメッセージをお願いします。

当院は、2015年に現在の土地で新築移転オープンしたので、2025年は移転から10年目を迎える節目の年です。昔から10年一区切りと言うように、また次の10年に向けて体制を整えていく大きな転換期を迎えています。看護部長として、進化を続ける病院とともに成長できる看護部を目指したいですし、看護師一人ひとりの10年後のビジョンを叶えていける職場を創っていきたいと考えています。ぜひ一緒に、看護を楽しみながら大きく成長していきましょう!

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