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医療法人社団 全仁会 宇都宮中央病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

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メイン写真
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すべての看護師が
大切にされる職場をつくりたい。

Profile

看護部長 認定看護管理者/清川 明美看護学校を卒業後、新卒で二次救急病院に入職し整形外科病棟で5年ほど勤務。結婚がきっかけで栃木県に転居し、1998年に「宇都宮中央病院」に入職。部署異動で各病棟をまわり、師長職や医療安全管理者も経験。副看護部長に就任後は外国人スタッフの教育担当者となり、2023年に認定看護管理者の資格を取得。入職27年目を迎えた2025年に看護部長に就任して現在に至る。

これまでの歩み

看護師を志したきっかけについて教えてください。

看護師を志したきっかけは、幼い頃に大好きだった漫画「キャンディ♡キャンディ」の影響です。孤児院で育った主人公が看護師の道を選び、波乱万丈な人生のなかでも明るく前向きに生きる姿に感銘を受けて、私もこんな看護師になりたい!と思いました。

新人時代の思い出を教えてください。

卒後は地元の二次救急病院に入職し、整形外科病棟で働いていました。当時の私にとって、整形外科は事故やスポーツなどで骨折やけがをした方が治療やリハビリを経て退院されるイメージの診療科だったのですが、初めて担当した患者様が亡くなってしまい、とても辛かったです。

もちろん、元気に退院される患者様も多く、大きなけがから回復する人間の生命力に感動しました。でもその一方で、がんの骨転移や、複合的な病気を抱えていて亡くなるケースもあり、その方の全体像をきちんと把握しなければいけないと思いました。

約5年間働く中で感じた整形外科の看護の魅力は、人間の基本的欲求を満たすケアに携われること。ほとんどの患者様はそれまで当たり前にできていた生活動作ができない状態で入院されるので、食事・入浴・排泄などの介助を行う機会が多く、そのようなケアを通じて「その人らしい生活を支える看護」に興味を持ちました。

結婚がきっけで栃木に転居されたそうですね。

そうなんです。まったく知らない土地だったので、「宇都宮駅」を降りて一番に目に飛び込んできた当院に入職を決めたんです(笑)。1998年に入職してから今日に至るまで、外来以外の部署はすべて経験しました。医療安全管理者を任されていた頃は、よく外部の研修に参加していて、いろいろな学びや気付きを得た思い出があります。

一番よく覚えているのは、ある大学病院の看護部長が講師を務めた研修の中で、過去に医療訴訟に巻き込まれた部下のことを思い出し、「もう二度と大事な職員を裁判の場に立たせたくない、辛い想いをさせたくない」と語ってくれたことです。その方の話を聴いて、私も看護師を守らなきゃいけない!看護師が大切にされる職場をつくりたい!と強く感じ、管理職の道に進もうと思いました。

テーマ1

現在の挑戦

こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

当院は慢性期の医療に取り組む地域密着型病院で、急性期の病院を退院された後も引き続き治療や療養が必要な患者様が中心です。看護部では、そのような患者様を「看護の力」で在宅や施設につなげていくことに力を注いでいて、他職種との連携をとても重視しています。

慢性期の看護がメインなので、入院中の生活を支えていくことも重要な任務で、高齢患者様の気持ちに寄り添い「心のつながり」を深めていけるところにやりがいを感じている看護師が多いと感じます。

大切にしている看護方針について教えてください。

大切にしているのは、患者様の尊厳・人間性・個性を尊重し、その人らしく生きることのできる看護に努めることです。一緒に働く仲間にも、患者様お一人おひとりにじっくり寄り添い、その人らしさを考えた看護を展開してほしいです。

看護部長として、力を入れている取り組みはありますか?

最近力を入れているのは、外国人スタッフの教育です。多様な人材の活躍を推進し、みんなが笑顔で楽しく働ける看護部をつくりたいと思い、外国人スタッフの教育を担当しています。当院では数年前に、EPAでフィリピンから来日した看護師候補者を2名迎えたのですが、定められた在留期間内に資格が取れなければ帰国しなければいけないんです。

彼女たちはとても優秀で、日本で看護師として働きたい気持ちが大きかったけれど、看護補助者として働きながら日本語や国家試験の勉強をしなくてはならず、とても大変そうでした。実際、日本で看護師国家試験に臨む外国人の合格率は低く、彼女たちも不合格が続いていたので、とにかく一生懸命向き合い、滞在最終年度に一人が看護師資格を、もう一人が准看護師資格を取得できました。

2025年秋には、ネパールやインドネシアから6名の特定技能実習生を、フィリピンから2名のEPA看護師候補者を迎える予定なので、今度は私以外のスタッフも積極的に教育に携わってほしいと思っています。人を育てることは、自分の成長にもつながるので、「みんなで成長していこう!」という空気を高めていきたいですね。

テーマ2

職員への思い

スタッフのために取り組んでいることはありますか。

私は人見知りなところがあって、いつも挨拶の声が小さく、素っ気ない態度と思われがちなので、日中は何度も病棟に足を運び、スタッフの表情や働く姿を見守っています。

それから、歓送迎会や忘年会などの職員行事では、看護部長ではなく「宴会部長」になります(笑)。この前の新人歓迎会では、派手な着物を着てカツラをがぶり、マツケンサンバを踊りました。みんなが楽しんでいる様子を見るのが、私の一番の喜びなので。

どんな仲間を歓迎していますか。

当院の患者様は入院期間が長く、継続的に関わりが求められるので、「高齢者看護を楽しみたい!」という方を歓迎しています。仕事を楽しむには職場環境が良いことが大前提ですから、そこはしっかり私が整えるので、スタッフには仕事を毎日楽しむつもりで出勤してほしいです。

また、当法人はキャリア支援が手厚いので、キャリアアップに前向きな方も大歓迎。私も2023年に認定看護管理者を資格取得していて、他にも認知症看護認定看護師や特定行為研修修了者などのスペシャリストが在籍していて、感染管理認定看護師を目指して研修中のスタッフもいます。

求職者へのメッセージをお願いします。

当院は、再開発事業で更に魅力的になった「宇都宮駅」東口から歩いてすぐの場所にあり、話題の路面電車「宇都宮ライトレール」が近くを走っています。立地が良く、残業が少ない職場なので、仕事帰りに駅周辺で買い物をしたり、同僚と食事に行ったり、楽しみがたくさんあるはず。ぜひ当院で、仕事もプライベートも楽しんでください。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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プライベートの過ごし方

ペット過ごす時間が幸せ☆

外を歩くと五感が研ぎ澄まされるので、毎日1時間くらいウォーキングするのが習慣です。あとは、動物が好きなので、自宅で愛犬&愛猫と触れ合って癒されています♪2匹とも保護した犬と猫で、猫は病院の近所に捨てられていた仔猫を、その土地のオーナーさんから譲っていただきました。

プライベート