徹底解説!療養型病院の看護師の仕事内容や魅力とは?

2025年09月24日

「療養型病院で働く看護師って、どんな毎日を過ごしている?」「急性期と何が違う?」……療養型病院の看護師の仕事に興味がある方必見です。

この記事では療養型病院で働く看護師の仕事内容・やりがい・給与事情・キャリアの広がりまで徹底解説。患者さんとじっくり向き合う看護の現場で、自分らしい働き方を見つけるヒントをお届けします。

この記事のポイント

  • 療養型病院は“医療と介護の中間”の役割を担う病院。慢性期の患者さんを中心に、長期療養の支援を行う。
  • 看護師は医療ケアだけでなく、生活介助やリハビリ補助も担当。患者さんや家族との信頼関係を築きやすい。
  • 残業や緊急対応が少なく、穏やかな雰囲気が特徴。プライベートを大事にしたい方にも向いている。
  • 急性期と比べて医療行為は少ないが、観察力やコミュニケーション力が磨ける現場。
  • 在宅医療や介護分野など、今後の多様なキャリアにもつながる経験ができる。
ページ目次
1.療養型病院とは?
―― 療養型病院(療養病床)と急性期病院(一般病床)を比較
―― 医療療養病床と介護療養病床の違い
―― 療養型病院は、医療と介護の中間的役割!

2.療養型病院で働く看護師特有の仕事内容とは?
―― 仕事1:喀痰吸引・褥瘡処置・経管栄養
―― 仕事2:生活を支える介助業務
―― 仕事3:リハビリテーションのサポート
―― 仕事4:長期入院ゆえのストレス緩和
―― 仕事5:ご家族とのコミュニケーション

3.療養型病院で働く看護師の仕事の魅力4選!
―― ①患者さんとじっくり向き合える
―― ②残業が少ない
―― ③高度な医療行為が少ない
―― ④ルーティーンワーク中心

4.療養型病院で働く看護師の日勤のスケジュール

5.気になる!療養型病院の看護師の給与事情

6.療養型病院の看護師、4つの注意点
―― 注意点1:患者さんが亡くなるケースも少なくない
―― 注意点2:力仕事が思いのほか多い
―― 注意点3:勤務形態は2交代制?3交代制?
―― 注意点4:高度な医療スキルは身につけにくい
―― 不安な場合はケアミックス病院も検討

7.療養型病院の看護師に向いている人の傾向
―― 長期間かけて患者さんと向き合いたい人
―― コミュニケーションに自信がある人
―― ルーティンワークが得意な人
―― 慌ただしい職場が苦手な人
―― 療養型病院への就職・転職を考えている人へ。

8.療養型病院の看護師に関するQ&A
―― 療養型病院の看護師は医療機器を扱う機会が少ないのですか?
―― 療養型病院では、看護師1人あたり何人の患者さんを担当されるのが一般的ですか?
―― 療養型病院の看護師には、どのようなキャリアパスがありますか?

9.医療専門の求人サイト医療21をご利用ください!

10.まとめ:療養型病院の看護師は、患者さんとの信頼関係が魅力的!

療養型病院とは?

療養型病院とは、主に「療養病床」を持つ医療機関のことを指します。病院の病床には、一般・精神・感染症・結核・療養の5種があり、療養型は慢性期の患者さんや長期的に医療ケアを必要とする方を対象としています。たとえば、脳卒中後の後遺症で寝たきりとなった高齢者、慢性疾患の長期療養が必要な方などが挙げられます。

医師・看護師・介護職・リハビリスタッフらがチームで支援し、“暮らしを支える医療”を提供しているのが大きな特徴です。

まずは、療養型病院で働く看護師の仕事や急性期との違い、やりがいについて詳しく見ていきましょう。

療養型病院(療養病床)と急性期病院(一般病床)を比較

急性期病院は、脳卒中や心筋梗塞、あるいは手術後など、治療が最優先の重症患者が入院し、24時間体制で医療を提供する医療機関です。一般病床に分類され、入院期間は短く、平均在院日数は16.2日(令和4年・厚労省調べ)と短期間での退院を目指します。

一方、療養型病院(療養病床)は、治療の急性期を終えた後の慢性期の患者さんや、長期療養が必要な方が入院します。高齢者や重介護の患者さんが多く、平均在院日数は126.5日(同)と非常に長いのが特徴です

患者さん一人ひとりとじっくり関わるケアや、生活支援・介護的要素も求められる点が急性期とは大きく異なります

「治す」急性期と「支える」療養型。その役割の違いが、看護師の働き方ややりがいにも大きく影響します。

医療療養病床と介護療養病床の違い

かつて療養病床には「医療療養病床」と「介護療養病床」という2種類がありました。医療療養病床は、長期的な医療管理が必要な慢性疾患の患者さん(高齢者だけでなく小児・若年者も含む)を受け入れる病床です。一方、介護医療院は、要介護認定を受けた高齢者のみが入所できる医療・介護の一体型施設で、医療療養病床より介護色が強いのが特徴。しかし2023年末に介護療養病床は廃止され、現在は「介護医療院」に移行しています

療養型病院といえば、医療療養病床が主となる病院を指します。高齢者が多いものの、小児や65歳未満の患者さんも入院可能で、医療度の高いケアを必要とする方も対象です。

療養型病院は、医療と介護の中間的役割!

療養型病院の最大の特徴は、「医療」と「介護」という両方の役割を担う中間的な医療機関ということです。急性期のような治療一辺倒ではなく、生活を支える看護・介護が主なミッションとなります。

長期入院患者さんが多く、看護師は日常生活の介助やリハビリ、精神的ケアまで幅広く関与します。高齢者が多いですが、通院患者さんも一部対象です。介護職やリハビリ職など、多職種との連携も密に行われており、医療的ケアと介護的支援の両方に興味がある方には、やりがいのある現場です。

介護にも興味がある方は、以下のサイトもご覧ください。

療養型病院で働く看護師特有の仕事内容とは?

療養型病院で働く看護師は、患者さんの「医療」と「生活」を両輪で支える仕事を担います。代表的な業務は以下が挙げられます。

  • 医師の診療補助
  • 内服薬の管理・投与
  • バイタルサイン測定・全身観察
  • 点滴・注射・採血などの医療処置
  • 喀痰吸引・褥瘡処置・経管栄養のケア
  • 食事・排せつ・入浴などの介助/体位交換
  • 夜間の巡回/ナースコール対応
  • リハビリサポートやレクリエーション
  • 看護記録、カンファレンスへの参加

療養型病院で働く看護師特有の仕事内容とは?慢性的な症状や、介護度の高い患者さんが多いことから、喀痰吸引や褥瘡予防・経管栄養管理など慢性期ならではの医療ケアが多くを占めます。また、長期入院が多いため、患者さんの生活を支える介助・精神的ケア、ご家族との密なコミュニケーションも大切な仕事です。

急性期よりも一人ひとりの患者さんと長く向き合う分、小さな変化に気づき、信頼関係を深める力が求められます

仕事1:喀痰吸引・褥瘡処置・経管栄養

療養型病院では、歩行訓練や嚥下訓練、認知機能訓練などのサポートが多く、日々のケアとして「喀痰吸引」「褥瘡(床ずれ)処置」「経管栄養」などの医療行為が欠かせません。

喀痰吸引は、自力で咳ができない患者さんの気道を確保し、呼吸を助ける大切な処置です。誤嚥性肺炎のリスク低減やQOL維持にも直結します。

褥瘡処置は、長期寝たきりによる床ずれを防ぐための体位変換、創傷ケア、適切なスキンケアなどを指します。看護師の観察力と判断力が問われる場面です。

経管栄養は、経口摂取が難しい患者さんへの栄養補給で、衛生管理・観察・注入速度など安全管理が重要となります。

こうした処置は、療養型病院ならではの“生活と医療の両立”を象徴する業務です

仕事2:生活を支える介助業務

療養型病院の看護師は、医療行為と並行して患者さんの生活介助も大きな役割を担います。入浴・清拭介助、排せつ介助やおむつ交換、口腔ケア、食事介助、シーツ交換や体位変換などがあります。

これらは患者さんの“生活の質”を守るために欠かせない業務であり、患者さんご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな安心につながるケアです

介護士など他職種とも連携しながら生活全般を支えることで、患者さんが少しでも快適に過ごせるよう心を配ります。

仕事3:リハビリテーションのサポート

療養型病院では、理学療法士や作業療法士による専門リハビリのほか、看護師も歩行訓練や嚥下訓練、認知機能訓練などのサポートを担当します。患者さんの体調や希望に応じて、リハビリの声かけや補助、日常生活動作の見守りも重要な仕事です

病状や生活背景に合わせて、患者さんの“できること”を増やし、退院や在宅復帰に向けた支援をチームで行います。

仕事4:長期入院ゆえのストレス緩和

長期入院の患者さんは、身体的負担だけでなく精神的ストレスを感じやすい傾向があります。療養型病院の看護師は、日常のケアやレクリエーションを通じて心のケアにも注力します。

たとえば、入浴や食事介助の際に温かい声かけを心がけたり、患者さんの趣味や好みに合わせたレクリエーションを企画・実施したりすることで、気持ちに寄り添い、穏やかに療養生活を送れるようサポートします

仕事5:ご家族とのコミュニケーション

療養型病院では、患者さんだけでなくご家族との連絡や情報共有も大切な仕事です。日々の病状やケアの内容、ちょっとした変化も丁寧に説明し、治療方針や今後の生活について、ご家族と一緒に考えます。

特に長期入院では、家族の不安や疑問も大きくなりがちです。ご家族の気持ちに寄り添いながら、信頼関係を築くことが看護師の大切な役割となります

療養型病院で働く看護師の仕事の魅力4選!

療養型病院の看護師には、急性期や一般病棟とは異なる、以下のような4つの魅力があります。

  • ①患者さんとじっくり向き合える
  • ②残業が少ない
  • ③高度な医療行為が少ない
  • ④ルーティンワーク中心

療養型病院で働く看護師の仕事の魅力4選!「患者さん一人ひとりと信頼関係を築きたい」「家庭やプライベートも大切にしたい」「ブランク明けで復職したい」……そういった方にも向いている職場といえます。ここからは、それぞれの魅力をさらに詳しく見ていきましょう。

①患者さんとじっくり向き合える

療養型病院最大の魅力は、患者さんとじっくり時間をかけて向き合えることです。急性期病院のように毎日めまぐるしく患者さんが入れ替わる環境ではなく、長期間同じ患者さんと信頼関係を築くことができます

病室や談話室など療養生活に適した環境の中で、一人ひとりの小さな変化や希望を把握し、個別性の高いケアやリハビリサポートも実現しやすいのが特徴です。

また、終末期ケアに関わることも多く、家族とも信頼関係を築きながら“最期まで寄り添う看護”を実践できます。こうした環境は、「人に寄り添いたい」という看護師本来の思いを大切にできる職場と言えるでしょう

②残業が少ない

療養型病院はシフト制・交代制が整っており、残業が少ない傾向にあります。急性期のように救急搬送や手術対応など突発的な業務が少ないため、定時退勤がしやすくプライベートとの両立がしやすいです。

また、夜勤明けや休日のスケジュールも立てやすく、ワークライフバランスを重視したいという看護師に選ばれやすい職場でもあります。日常的な業務は予定通り進むことが多く、家事や育児と両立したい方、ゆとりをもって働きたい方にも向いています

③高度な医療行為が少ない

療養型病院の看護業務は、医療と介護の中間的なケアが中心です。急性期のような高度な医療処置や緊急対応はほとんどなく、主にバイタル管理や生活介助、基本的な医療処置が中心となります。

ブランクのある看護師の復帰先として、あるいはプレッシャーの少ない職場で働きたい方にも適しており、基礎的な看護スキルの再確認や自信回復の場としても最適です

④ルーティーンワーク中心

療養型病院では、急な入院や治療変更が少なく、日々の業務はルーティン化されています。毎日のバイタル測定、清潔ケア、投薬、食事・排せつ介助など、決まったスケジュールで仕事を進めやすいのが特徴です。

落ち着いた職場環境で、同僚や患者さんとの関係も築きやすく、穏やかな雰囲気の中で“ケアの質”を高めたい方には最適な職場と言えるでしょう

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療養型病院で働く看護師の日勤のスケジュール

療養型病院の日勤は、安定したリズムで進むことが多いです。以下の表は、一般的な日勤スケジュールの一例です。

時刻 業務内容 詳細
8:30 引き継ぎ・情報確認/物品の準備 夜勤看護師から患者さんの様子や、注意点について申し送りを受けます。また、当日の検査や処置内容に必要な物品の準備をします。
9:30 バイタルサイン測定・全身観察 血圧、脈拍、体温などを測定し、患者さんの体調の変化を細かく観察します。
10:00 清潔ケア(入浴・清拭) 患者さんの入浴・清拭の介助を行います。
11:00 リハビリ介助・声かけ 理学療法士や作業療法士と連携し、リハビリの補助や声かけをします。
11:30 昼食前の投薬・配薬 昼食前の薬の投与を行います。場合によっては患者さんが薬を飲みやすいように一包化を行います。
12:00 昼食準備・食事 介助患者さんの嚥下機能に合わせて食事を配膳し、介助を行います。
13:00 休憩 リフレッシュする、スキルアップを目指す、同僚と情報交換や気分転換をするなど、思い思いの時間を過ごします。
14:00 ショートカンファレンス 患者さん一人ひとりの観察項目や処置内容、どうかかわっていくか話し合います。
14:30 医療処置・褥瘡ケア 褥瘡(床ずれ)の処置、点滴管理、経管栄養の注入などを行います
15:00 レクリエーション・交流 患者さんが楽しめるレクリエーションを企画・実施し、精神的なストレス緩和を図ります。
16:00 看護記録・情報共有 1日の患者さんの様子やケア内容をカルテに記録します。
17:00 夜勤看護師への引き継ぎ・業務終了 夜勤看護師に引き継ぎを行い、業務を終了します。

このように、一日の流れが比較的穏やかで業務内容も明確です。患者さん一人ひとりに丁寧なケアを行うことができます。

気になる!療養型病院の看護師の給与事情

療養型病院で働く看護師の給与は、地域や病院規模による差はあるものの、年収380万〜550万円程度が一般的です。夜勤ありの勤務形態を選ぶことで急性期病院と同等、あるいはそれ以上の給与水準を目指すことも可能となります

ただし、残業が少ない分、残業手当は控えめになります。また、大規模な病院が少なく、管理職やリーダー層でなければ突出した高年収は得にくいですが、基本給や手当の面で急性期病院と大きな差はありません。

療養型病院の看護師、4つの注意点

療養型病院の看護師、4つの注意点療養型病院はやりがいも多いですが、独自の注意点もあります。患者さんの終末期ケアや力仕事、勤務体制、スキル習得面など、事前に知っておきたい点を4つご紹介します。職場選びの際は「自分が何を重視したいか」を整理したうえで検討しましょう。

注意点1:患者さんが亡くなるケースも少なくない

療養型病院では、患者さんの約半数が“死亡退院”となるという現実があります。長く深く関わる分だけ、ショックを感じること、悲しい思いをすることもあるでしょう。

しかし、その分「最期まで寄り添えた」という実感も得られ、ご家族からの感謝も大きなやりがいとなります

注意点2:力仕事が思いのほか多い

医療と介護の“中間”という立場上、入浴介助や体位変換、移乗介助など体力を使う業務も多いです。夜勤もあるため、体力に自信がない方は無理のない勤務形態を選ぶことが大切です。

注意点3:勤務形態は2交代制?3交代制?

療養型病院は夜勤が基本で、2交代制・3交代制のどちらかが導入されています。2交代制は休日が多く勤務間の休息が長い、3交代制は短時間勤務で残業が少ないのが特徴です。面接時にご自身に合う勤務体制かどうか確認しましょう。

注意点4:高度な医療スキルは身につけにくい

療養型病院は高度医療が少ない分、最先端医療技術の習得は難しい一方で、時間の余裕を活かし認定看護師など資格取得の勉強時間も確保しやすい環境です。日々の基礎ケアを徹底しつつ、自身のペースでスキルアップを目指したい方には向いています

不安な場合はケアミックス病院も検討

「療養型病院は合うか不安」「キャリアの幅を持たせたい」と考えられている方には、「ケアミックス病院(複合型病院)」もおすすめです。

ケアミックス病院は、急性期・回復期・療養・介護など複数の病床を持ち、異なる業務をローテーションしながら働けるため、幅広いスキルや経験を積むことができます

まず療養病床で看護経験を積んでから他病棟へ異動することも可能なので、将来のキャリアを見据えて選択肢を広げたいという方には魅力的な職場です。

療養型病院の看護師に向いている人の傾向

療養型病院で求められる適性はさまざまですが、患者さんと長く深く関わりたい方、ルーティン業務やチームケアが得意な方、穏やかな職場を好む方に向いています。もちろんすべてに当てはまる必要はなく、ひとつでも共感できれば考えてみるのもいいかもしれません。

長期間かけて患者さんと向き合いたい人

長期在院の患者さんとじっくり向き合い、信頼関係を築きたい人には療養型病院がぴったりです。患者さんやご家族にとって“寄り添ってくれる存在”となり、人の心に寄り添う看護の醍醐味を感じられるでしょう

コミュニケーションに自信がある人

療養型病院では、患者さん・ご家族・多職種スタッフとの丁寧なコミュニケーションが重要です。日常の些細な変化や困りごとを“気づく力”や“伝える力”で支えることで、患者さん・ご家族の信頼を得られます

ルーティンワークが得意な人

決まったスケジュールや作業を正確・効率的にこなすのが得意な方にもおすすめです。安定した業務の中で、ケアの質を高める、後輩の指導やマニュアルを整備するといった職場全体の環境改善にも貢献できます

慌ただしい職場が苦手な人

バタバタした現場よりも、穏やかな雰囲気や丁寧なケアを好む方には療養型病院が合っているといえます。急変や緊急対応が少なく、落ち着いて患者さんと向き合える職場です

療養型病院への就職・転職を考えている人へ。

ここで紹介した傾向に「少しでも当てはまる」「気になる」と感じたら、ぜひ一度チャレンジしてみましょう。また、当てはまらなくても、ご自身にとって新たな発見や可能性を広げる職場となるかもしれません。興味があれば、一度職場見学に出かけてみましょう。

療養型病院の看護師に関するQ&A

療養型病院で働く看護師に関するよくある質問をまとめました。業務内容や患者さんの数、キャリアパスなど、気になるポイントをQ&A形式で解説します。

Q療養型病院の看護師は医療機器を扱う機会が少ないのですか?

急性期病院に比べると、人工呼吸器など高度な医療機器を扱う機会は少なめです。一方で、点滴ポンプや経管栄養ポンプ、酸素療法機器など、日常的な医療機器の管理は必須業務となります

Q療養型病院では、看護師1人あたり何人の患者さんを担当されるのが一般的ですか?

規模や体制により異なりますが、急性期より多く、10人以上担当する場合も多いです。ただし急変対応が少ないため、比較的落ち着いて仕事ができる環境といえます。

Q療養型病院の看護師には、どのようなキャリアパスがありますか?

在宅医療・訪問看護・介護施設など“生活ケアに強い分野”へのキャリアチェンジが有利です。また、時間の余裕を活かして資格取得やスキルアップにも取り組みやすい環境が整っています。

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療養型病院で働きたい方、もっと自分に合う職場を探したい方は、医療専門求人サイト『医療21』をご活用ください。多数の療養型病院や医療・福祉分野の求人情報が検索できます

ご自身に合った働き方や職場環境を見つけるためにも、まずは求人情報をチェックしてみましょう。

まとめ:療養型病院の看護師は、患者さんとの信頼関係が魅力的!

療養型病院の看護師は、患者さんと長く深く関わることで、他では得がたい信頼とやりがいを実感できます。

穏やかな職場環境でじっくりとケアしたい方や、ワークライフバランスを大切にしたい方には、療養型病院での勤務も一つの選択肢となるでしょう。患者さんと信頼関係を築きながら、自分らしいキャリアや働き方を実現したい方は、ぜひ療養型病院の看護師求人にも目を向けてみてください。

医療21コラム記事監修者
株式会社アドバン

人材採用サポート・Web事業・印刷物制作を中心とする事業を展開する株式会社アドバンを1991年に設立。人材採用サポートの中でも、医療・介護業界に特化する専門求人サイト『医療21』『介護21』を運営。リアルな求人情報を届け、人材紹介ではない”ベストマッチングの場”を提供している。

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