

医療法人社団 武蔵野会
TMG宗岡中央病院
( 一般病院 )


年齢やキャリアに関係なく誰もがやりがいを持って働ける職場って、魅力的ですよね?救急から在宅まで一貫した医療を展開する「TMG宗岡中央病院」では、多様な仲間の個性を活かしながら、医療サービスの質を高めているとのこと。20代から70代の方まで幅広い年齢のスタッフが在籍し、ママさんや男性看護師の入職も歓迎していて、誰もがいきいきと働いているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見つけてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 埼玉県志木市/志木駅
- 病床数
- 100床(回復期リハビリテーション40床・一般60床) 人工透析13床(個室1床含む)

玄関
「TMG宗岡中央病院」へのアクセスは、「志木駅」東口からバスに乗り、バス停「宿」または「上宗岡二丁目」で下車して徒歩3分。玄関では、急性期一般病棟で働く新卒入職3年目の看護師さんが笑顔で迎えてくれました。「ようこそ!2015年に新築リニューアルした当院の内観デザインは、『癒し』と『薬草』をコンセプトとしていて、院内に全部で8種類の薬草の壁画が飾られているんですよ」。


外来フロア
玄関を入って外来フロアへ。「当院の外来看護師は、一般外来業務に加えて、救急外来・手術室・内視鏡室なども兼務して幅広い業務に携わっているのが特徴です。臨機応変な対応が取れるようにスタッフを手厚く配置していて、パート勤務のママさんやシニアスタッフも多く活躍しています」。看護部では2019年から「元気シニア人材採用計画」をスタートし、55歳以上のスタッフも歓迎しているんだとか。


リハビリテーション室
開放的なリハビリテーション室は、回復期リハビリテーション病棟と一体型の構造で、全国でも珍しい設計とのこと。「病棟のスタッフステーションからもリハビリの様子が見えるため、看護師も患者様のADL状況を把握しやすく、リハビリスタッフとの情報共有もスムーズです。リハビリテーション科には、PT・OT・ST合わせて約50名のセラピストが在籍し(2022年10月)、365日のリハビリで常時90%前後の在宅復帰率を維持しています」。


スタッフステーション
スタッフステーションに伺うと、仕切りのない空間に看護師とセラピストのデスクがあり、連携しながら働いていました。「職種の垣根がないのは当院の自慢の一つで、病棟カンファレンスにはソーシャルワーカーや管理栄養士などのコメディカル職がたくさん集まりますし、患者様の転棟の際に一般病棟のスタッフが訪れたり、退院調整のために訪問看護師が訪れたりと、部署を超えたチームワークを大切にしています」。


スタッフステーション
お次は、新卒1年目の看護師のお2人にお会いしました。持っているファイルは何ですか?「新人教育で使用している『たけのこファイル』というポートフォリオで、新人が日々の成長を記録しています。たけのこが成長した『竹』にはいくつもの節目があるように、新人時代にはたくさんの節目があり、それらを乗り越えて逞しく育って欲しいという願いから、『たけのこファイル』と名付けられたそうです」と、新人看護師のお2人。


研修室
研修室を覗くと、看護師さんがeラーニングを受講していました。「新型コロナの流行以降、外部研修やTMGの本部研修のほとんどがオンライン形式なったため、オンライン研修専用室を設けて、eラーニングの受講もできるようにしています。また、TMGにはキャリアサポートとして手厚い資格取得支援制度があり、当院では毎年複数名の看護師が、実習指導者研修をオンラインで研修を受講して資格を取っているんですよ」。


病棟
つづいて、松川看護部長にお会いしました。どんな職場を目指していますか?「スタッフ一人ひとりが『働きやすさ』と『やりがい』を感じられる職場です。職員が自ら成長して質の高い看護を実践していくには、教育の充実はもちろん、良好な人間関係や、医療設備・システムの充実など、いろいろな要素を整える必要があるため、現場の声を聞きながら、職場の課題一つひとつと向き合っていきたいと思っています」と、看護部長。


透析室
13台のベッドが並ぶ透析室では、1日2クールの外来透析・入院透析に対応しているそうです。「周辺地域には、リハビリが目的の透析患者様を受け入れられる医療機関が少なく、当院に多くのニーズが寄せられています。透析室は回復期リハビリテーション病棟と同じフロアにあるため、リハビリテーション室への動線がスムーズですし、透析室内は車いすの方でもスムーズに移動できるように広いスペースを確保しています」。


スタッフステーション
「こちらは、介護福祉士の資格取得を目指すケアサポーター(看護助手)さんです」と、紹介してくれました。入職時に介護職の経験はありましたか?「いいえ、無資格・未経験でした。家庭があるので週3回のパート勤務から始めて、子どもの成長とともに働く日数を増やして常勤になりました。子育てが少し落ち着いてきたので、実務者研修を修了し、もうすぐ介護福祉士資格の国家試験を受験予定です」と、ケアサポーターさん。


スタッフステーション
お次は、妊娠中や子育て中の看護師さんたちが集まってくれました。職場の子育てサポートは整っていますか?「はい。24時間保育室があるので、産休・育休後の職場復帰率が高いです。子どもが小さいうちは、日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択が可能で、子どもの急な体調不良や行事によるお休みにも理解があって助かっています」と、皆さん。最近はパパさんも増え、育休取得を検討中の男性看護師さんもいるそうです。


保育室
最後は、敷地内の「24時間保育室」を案内していただきました。「保育室は全職員が利用できて、子育て中のママさんに大人気です。お子さんの体調が悪い時は、TMGの『診療費見舞金制度(職員・家族がTMGの医療機関で診療を受けた場合、診療費の一部を支給)』を活用し、当院の小児科を受診することもできるんですよ」。福利厚生も充実していますね!今日はありがとうございました。

帰り道

――おつかれさまでした。多様な人材が活躍している病院、いかがでしたか?
- 誰もが働きやすい職場づくりに取り組んでいるので、看護部には20代~70代まで幅広い年齢・キャリアの仲間が活躍していました。若手や即戦力となる方の採用に積極的な職場は多いですが、シニア人材の採用や無資格・未経験OKのケアサポーターの採用にも力を入れていて、看護部長としても多様な人材の活躍を推進していきたいそうです。
――働きやすさはどうですか?
- 2次救急病院なので、一般病棟では残業が発生する日がありますが、家庭を持つスタッフが多く、「帰れる日は早く帰ろう!」とメリハリを大切にしているとのこと。休みの希望もできる限り通していて、有休消化率も約80%と高く、事前に相談すれば有休と組み合わせて長期休暇も取得OKだそうです。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 最寄り駅から少し離れていて、通勤に不便かな?と思いましたが、病院と「志木駅」を結ぶバスの本数は多く、バス停もすぐ近くにありました。また、月3000円の職員用駐車場を完備しているので、マイカー通勤者がとても多いんだとか。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 看護部長としては、より専門性の高いケアを提供していけるよう、各領域の認定看護師を育てていきたいそうです。リハビリや在宅復帰支援に力を注ぐ病院として、回復期リハビリテーション認定看護師を目指したい方は特に歓迎とのことです。
さまざまな年齢・キャリア・職種の仲間と一緒に働きたい方
結婚・出産を経て年齢を重ねても、イキイキと仕事がしたい方