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04|新卒看護師の面接対策は?当日の服装や面接時の注意点について

看護師の採用試験で面接のない病院はありません。中には面接だけで採用を決める病院もあります。それだけ、面接は看護学生の就活において重要です。新卒看護師の服装や面接対策についてご紹介します。

ページ目次

1.就職面接の心構え

自分の長所・短所をまとめる

面接では自分の良さを採用担当者に伝えなくてはなりません。自分の長所と短所を洗い出し、まとめておくことで面接の場で伝えたいことをスムーズに伝えることができると同時に、自信を持った受け答えができるようになります。

適切な服装と身だしなみ

面接の場では、服装や身だしなみも重要視されます。応募先で働く看護師としてふさわしいかどうか、「清潔感」や「常識ある姿」というところを特に見られています。採用担当者に不快感を与えない髪型、メイク、スーツの着こなしなど細部まで注意しましょう。

礼儀作法や言葉遣い

面接の時に笑顔で答える看護学生

礼儀作法や言葉遣いなど、ちょっとした動作でわかるものです。これから社会に出る大人として常識ある姿を見せるように1つ1つ丁寧に対応するよう心掛けましょう。
また新卒はフレッシュさを求められることがあるため、経験がない分素直な姿勢が評価されます。話の中で多少のミスがあったとしても、質問に対して明るく元気な受け答えができればカバーすることができます。

2.押さえておきたい面接対策──服装と注意点

面接の前に押さえておきたい対策をご紹介します。面接は一度きりです。本番で力を発揮するためには下準備をしておきましょう。

面接時の服装

新卒の場合、服装は男女共通でリクルートスーツに白のシャツ・ブラウスが基本です。持ち歩くカバンもA4サイズの書類が入るものを用意しましょう。男性は短髪、女性は髪が肩につく場合はまとめておきます。また派手なメイクは控えナチュラルメイクを個心掛けましょう。

採用担当者が何を見ているか

面接を通して採用担当者が見ているポイントは以下の4つです。
 ●看護師としてきちんと仕事ができそうか
 ●前向きで意欲があるか
 ●協調性があり、組織の中でうまくやっていけそうか
 ●継続力がありそうか
応募先の病院や施設の特徴を把握し、そこで働く姿勢をアピールするとともに、ネガティブな点を感じさせないようにすることが大切です。

3.押さえておきたい面接対策──受け答え

面接で椅子に座って受け答えをしている看護学生

面接で合格するために、自分の良さを表現する力が必要になります。受け売りや、よくある話、定型文などの他人の言葉では採用担当者には響きません。まずは、自分の言葉で伝えましょう。伝えるときはネガティブな発言を避け、ポジティブな発言に言い換えることがポイントです。
よく聞かれる志望動機と短所・長所の回答例をご紹介します。

志望動機

志望動機では応募先の魅力的な点や共感した点など具体的に記載し、自分の希望と合わせて理由をアピールしましょう。

【回答例】
御院の、患者様ひとりひとりの状態に合わせて、スタッフ間で連携し最適な医療・看護を提供するという説明に、自身の目指す理想の看護師と共通する部分があり、深く共感しました。教育制度も整っていることから卒業後は御院で学びながら成長し、貢献していきたいと思い、志望いたしました。

長所・短所

面接では、自己PRの一貫として長所と短所について聞かれます。長所は自分の得意とするところや誰にも負けない部分をアピールしましょう。短所は、マイナスな面だけでなく、短所を克服するためにどんな対策をしているかまでアピールすると短所もプラスなイメージにできます。

【長所の回答例】
私の強みは継続力です。看護学校の出席率は皆勤賞をいただきました。また小学生の頃からピアノを習い、今でも音楽サークルに所属しています。何事も飽きずに始めたら続けることができます。

【短所の回答例】
のめり込むと時間を忘れて没頭してしまうことです。1つの作業に時間をかけてしまうことがあるので、作業の時間を計り、おおよその作業目安を決めてから作業をするようにしています。

4.まとめ

新卒看護師の服装や面接対策についてご紹介しました。
面接は看護学生の就活において重要です。身だしなみや服装、伝えたいことなど事前に準備できるものに関しては万全の対策をしておきましょう。

面接当日は緊張してしまうものです。面接前に下準備をしておくことで緊張しながらも、自分の言いたいことや採用担当者からの質問に落ち着いて受け答えすることができます。緊張してしまっても、採用担当者に届く声のボリュームと明るく元気な受け答えを心掛ければ多少のミスはカバーできますよ。

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