病院の特徴

「柏厚生総合病院」は、本館・別館・リハビリ棟・新棟の4つの建物の構成。
病床数は2024年11月の新棟開設で94床増床し、全体で416床となりました。
断らない救急をモットーに、24時間体制で救急搬送を受け入れていて、
年間約7900件の受け入れに対応（2025年4月現在）。救急センターは血管造影室
に直結したスムーズな動線で、ハイブリッド手術室も同フロアにあります。

手術室は8室体制で、最新技術で低侵襲手術を実現するロボット手術センター
を設け、年間1万件近い手術に対応。近年では心臓血管外科の手術件数が伸び、
県外からも救急患者様の受け入れを行い、緊急手術に柔軟に対応しています。

看護師の特定行為研修の指定研修機関となっているため、職場内で
特定行為研修を受講できます。看護部には26名の特定行為研修修了者が
在籍しているほか、緩和ケア、がん化学療法看護、皮膚排泄ケア、糖尿病看護
などの分野の認定看護師や診療看護師（NP）も専門性を発揮しています。

多職種カンファレンスの様子。質の高いチーム医療の実践に向けて、職種を越えた意見交換の場を大切にしています。

手厚い教育環境を用意

看護部では、理念の実現と地域に求められる看護職の育成を目指して、
手厚い教育体制を用意。入職後は、部署全体で新人を育成していけるよう、
PNS（パートナーシップ・ナーシング・システム）を活用したOJTを推進し、
日替わりのパートナーの先輩から丁寧なOJTを受けることができます。

新卒看護師の場合、入職1年目は仮配属先で知識・技術を学ぶ研修期間とし、
入職2年目に本配属先を決定していることも特徴。配属部署の希望はできる限り
通しているため、各人が興味のある看護領域を深めることができています。

院内研修はAMGのクリニカルラダーシステムに沿って定期開催しているほか、
2024年度より認定看護師によるケアコースを開講。また、AMGの合同研修や、
院外研修にも参加しやすい体制を整え、各種学会の認定資格を取得する際も
しっかりバックアップ。職場のパソコンや個人のスマホから学べるeラーニング
も導入されているため、いつでも好きな時間・場所で学習できます。

新入職者一人ひとりに合わせた指導計画を立て、1対1の丁寧なOJTで成長を支えています。

働きやすく、やりがいのある職場づくり

看護部には幅広い年齢・性別・キャリアのスタッフが在籍していて、
最も多いのは20代のスタッフ。総合病院ならではの活躍の場の広さが魅力で、
一般外来・急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟・各種ユニットに
加えて、救急センター・手術室・カテーテル室・内視鏡センターなどもあり、
スキルアップのための部署異動の相談にも随時対応しています。

敷地内にある保育室は24時間対応で、1日定員70名で多職種が利用OK。
保育対象は生後6カ月～小学3年生と幅広く、リーズナブルな保育料や、
寝具・オムツなども用意されている点が好評です。最近では男性スタッフの
育休取得率も上がり、男女ともに子育てしやすい職場づくりが進んでいます。

人気の福利厚生の職員食堂は、眺めの良い新棟の最上階にあり、メニューの
豊富さや無料ドリンクバーの充実が魅力。他にも働く魅力として、
AMGの保養所、療養費見舞金制度、職員行事・サークル活動などがあります。

新棟最上階にある職員食堂。食堂フロアの一角には、専門書籍が充実したライブラリースペースも設けています。